今巷で話題のドリッパー、BEANDYのSilk Dripper(シルクドリッパー)を知っていますか?
いわゆるフラットボトムの形状でウェーブフィルターを使うタイプです
これがちょっと話題なのですよね

見た目はこんな感じで、最近のドリッパーだとエイプリルやOREAに似た形状です
新潟県の燕三条で作られているので品質についても一流でしょう
そんな話題のドリッパーを今回はレビューしていきたいと思います!
Silk Dripperとは

新潟県三条市にあるBEANDYさんから発売されているプロダクトで
フラットボトムタイプのコーヒードリッパーです
BEANDYの創業は2021年と最近ですがこれほどまで話題になるドリッパーを
開発されたのは素直に凄いと思いました
色は三色あり
バーミリオン(朱色)/シャンパン(黄色)/ブラック
というラインアップ
基本的にスケルトンなデザインなので抽出中のコーヒーの様子が観察できそうです
お値段は 2,970円(税込)と最近のドリッパーの中では手を出しやすい
価格設定になっています
製品仕様
○ペーパーフィルター
カリタウェーブフィルター155/185または同等品
○生産国 日本製 / made in Tsubame-Sanjo Japan
○素材 飽和ポリエステル樹脂 / Tritan®
○耐熱温度 100℃
○口径 94mm
○重さ 約61 g
○高さ×奥行×幅 61mm×100mm×100mm
引用元
特徴
素材はトライタンで割れにくい
割れにくい素材で有名なトライタン製です
公式サイトには「100回落ちても割れません。」の記載もありました
100回も落とす事はないと思いますので割る方が難しいでしょうか
食洗器も対応しています
花びら形状で均一な抽出
底の形状を見てみると花びらのような模様になっています
この形状により液体の流れをコントロールして均一な抽出を実現しています
実際に使ってみると分かるのですが、ドリッパーから落ちる液体は一筋の絹のように
真ん中からまっすぐ落ちていくんです
よくできた作りで惚れ惚れします
この様子から命名したので「シルクドリッパー」というなら合点がいきますね
透過速度が速く目詰まりもしにくい
とにかく透過速度が速く、安定していて淹れやすいです
円錐形のドリッパーで浅煎りのコーヒーを淹れるときなどは目詰まりして
予定通り落ちてくれないということもあるのですが、シルクドリッパーの場合は
不思議と目詰まりしないので自分の想像通りに抽出できます
実際に使用した感想
まず見た目が可愛らしくてつい手に取りたくなる形状をしています
とても軽くて割れづらいので取り回しもしやすく扱いが簡単です。
コーヒーを淹れてみると、甘さとコクのバランスが良い美味しいコーヒーに仕上がります
それでは長所と短所をまとめてみます
長所
- 割れにくく、扱いやすい
- 安定した抽出ができる
- シンプル形状で洗いやすい(食洗器にも対応)
- 目詰まりしにくい
- 透過スピードが早い
短所
- ウェーブフィルター使用の為ランニングコストが高い
- 現在サイズが1つしかないので大量抽出には向かない(今後に期待!)
- 円錐型と比べると味の調整幅が狭い
短所については無理やり出した感があります
主に円錐型ドリッパーとの違いになってくるかと思いますが
圧倒的に長所のほうが多く、とても良いドリッパーだと思います
実際に淹れてみる

それでは実際に淹れてみます
レシピ
粉量:14g
湯量:230ml
挽き目:中細挽

リンスをすると画像のように花びらが浮かび上がります

この花びらのリブを通って一筋に落ちますね
これは美しくて気に入りました

やはりお湯抜けが良く、目詰まりも全くない
中細挽なのでもっと細かくても目詰まりしないか、今後いろいろ試してみようと思います

さあ出来上がりました
香りと甘みのある美味しいコーヒーに仕上がりました!
まとめ
フラットボトムドリッパーということで均一な抽出でバランスの良いコーヒーを淹れる事ができ
幅広い豆に対応できる良いドリッパーだと思います。
抽出速度も速い為、味の調整もある程度は楽しめそうです
最大の特徴の花びらのようなリブ、一筋になって落ちていく液体はとても美しく魅力的です
トライタン製で割れる心配もなく、一度手に入れれば長く付き合えそうです。
キャンプなど屋外での使用にも持ってこいですね
見た目も実力も兼ね備えたBEANDYのシルクドリッパー。
価格も3,000円程と手を出しやすい設定になっているので是非お試しあれ!
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